溶接材料の種類
溶接材料の種類
説明 | 特徴:フラックスが分解して発生するガスによって大気を遮断するのでシールドガスが不要です。簡便で耐風性にも優れます。 |
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機構 | ![]() |
説明 | 構造:所定成分を含有した針金状の棒です。銅めっきを施したり、一部フラックス入りタイプもあります。 特徴:フラックスが分解して発生するガスによって大気を遮断するのでシールドガスが不要です。簡便で耐風性にも優れます。 |
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機構 | ![]() |
説明 | 構造:所定成分を含有した針金状のワイヤです。銅めっきを施すものと施さないものがあります。容器はスプール巻と大容量パックがあります。 特徴:日本では最も多く使われており、半自動溶接の他、ロボットと組合せられる場合が多いです。シールドはCO2あるいはArとCO2混合ガスを吹き付けることによって行われます。 |
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機構 | ![]() |
説明 | 構造:中心部のフラックスを薄い鋼板(フープ)で巻いたワイヤです。銅めっきを施すものと施さないものがあります。容器はスプール巻と大容量パックがあります。 特徴:ソリッドワイヤに比べて低スパッタで全姿勢溶接性やすみ肉の外観が優れます。造船、橋梁分野で多く用いられます。シールドガスが不要なタイプもあります。 |
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機構 | ![]() |
説明 | 構造:所定成分を含有した太い針金状のワイヤです。下記のフラックスと組み合わせて使われます。一部フラックス入りワイヤタイプもあります。包装はスプールが無いコイル状が主です。 特徴:サブマージアーク溶接法は超高電流で溶接が可能であり、多電極化により非常に高能率となります。アーク光が発生せず、外観も優れます。風の影響も受けません。 |
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説明 | 構造:所定成分を含有、混合した粉状物質です。ドラム缶や袋入りで販売されます。 特徴:溶接部に散布して用い、アークを覆います。製造方法によって、溶融タイプや焼結タイプといった種類があります。 |
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説明 | 構造:所定の幅を有した帯状形態の溶接材料です。 特徴:母材鋼板の上に異種金属を肉盛溶接する場合に用いられ、ビード幅が広いことから高能率な施工が可能です。溶接法としてはサブマージアークやエレクトロスラグ溶接法になります。 |
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機構 | ![]() |
溶接材料の規格(1)JIS
番号 | タイトル |
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Z3183 | 炭素鋼及び低合金鋼用サブマージアーク溶着金属の品質区分及び試験方法 |
Z3201 | 軟鋼用ガス溶加棒 |
Z3183 | 炭素鋼及び低合金鋼用サブマージアーク溶着金属の品質区分及び試験方法 |
Z3201 | 軟鋼用ガス溶加棒 |
Z3202 | 銅及び銅合金ガス溶加棒 |
Z3211 | 軟鋼、高張力鋼及び低温鋼用被覆アーク溶接棒 |
Z3214 | 耐候性鋼用被覆アーク溶接棒 |
Z3221 | ステンレス鋼被覆アーク溶接棒 |
Z3223 | モリブデン鋼及びクロムモリブデン鋼用被覆アーク溶接棒 |
Z3224 | ニッケル及びニッケル合金被覆アーク溶接棒 |
Z3225 | 9%ニッケル鋼用被覆アーク溶接棒 |
Z3231 | 銅及び銅合金被覆アーク溶接棒 |
Z3232 | アルミニウム及びアルミニウム合金溶加棒並びに溶接ワイヤ |
Z3251 | 硬化肉盛用被覆アーク溶接棒 |
Z3252 | 鋳鉄用被覆アーク溶接棒 |
Z3312 | 軟鋼、高張力鋼及び低温用鋼用のマグ溶接及びミグ溶接ソリッドワイヤ |
Z3313 | 軟鋼、高張力鋼及び低温用鋼用アーク溶接フラックス入りワイヤ |
Z3315 | 耐候性鋼用炭酸ガスアーク溶接ソリッドワイヤ |
Z3316 | 軟鋼及び低合金鋼用ティグ溶加棒及びソリッドワイヤ |
Z3317 | モリブデン鋼及びクロムモリブデン鋼用マグ溶接ソリッドワイヤ |
Z3318 | モリブデン鋼及びクロムモリブデン鋼用マグ溶接フラックス入りワイヤ |
Z3319 | エレクトロガスアーク溶接用フラックス入りワイヤ |
Z3320 | 耐候性鋼用炭酸ガスアーク溶接フラックス入りワイヤ |
Z3321 | 溶接用ステンレス鋼溶加棒、ソリッドワイヤ及び鋼帯 |
Z3322 | ステンレス鋼帯状電極肉盛溶接材料 |
Z3323 | ステンレス鋼アーク溶接フラックス入りワイヤ及び溶加棒 |
Z3324 | ステンレス鋼サブマージアーク溶接ソリッドワイヤ及びフラックス |
Z3326 | 硬化肉盛用アーク溶接フラックス入りワイヤ |
Z3331 | チタン及びチタン合金溶接用の溶加棒及びソリッドワイヤ |
Z3332 | 9%ニッケル鋼用ティグ溶加棒及びソリッドワイヤ |
Z3333 | 9%ニッケル鋼用サブマージアーク溶接ソリッドワイヤ及びフラックス |
Z3334 | ニッケル及びニッケル合金溶加棒及びソリッドワイヤ |
Z3341 | 銅及び銅合金イナートガスアーク溶接溶加棒、ソリッドワイヤ |
Z3351 | 炭素鋼及び低合金鋼用サブマージアーク溶接ソリッドワイヤ |
Z3352 | サブマージアーク溶接用フラックス |
Z3353 | 軟鋼及び高張力鋼用エレクトロスラグ溶接ソリッドワイヤ並びにフラックス |
溶接材料の規格(2)AWS
番号 | タイトル(和訳) |
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A5.1 | 炭素鋼用被覆アーク溶接棒 |
A5.2 | ガス溶接用炭素鋼及び低合金溶接棒 |
A5.3 | アルミニウム合金用被覆アーク溶接棒 |
A5.4 | ステンレス鋼被覆アーク溶接棒 |
A5.5 | 低合金鋼用被覆アーク溶接棒 |
A5.6 | 銅合金用被覆アーク溶接棒 |
A5.7 | 銅合金ワイヤ及び溶加棒 |
A5.8 | ろう接用溶加棒 |
A5.9 | ステンレス鋼ワイヤ及び溶加棒 |
A5.10 | アルミニウム合金ワイヤ及び溶加棒 |
A5.11 | ニッケル合金用被覆アーク溶接棒 |
A5.13 | 肉盛用被覆アーク溶接棒 |
A5.14 | ニッケル合金ワイヤ及び溶加棒 |
A5.15 | 鋳鉄用ワイヤ及び溶加棒 |
A5.16 | チタン合金用ワイヤおよび溶加棒 |
A5.17 | 炭素鋼用サブマージアーク溶接用ワイヤ及びフラックス |
A5.18 | 炭素鋼用ガスシールドアーク溶接用ワイヤ及び溶加棒 |
A5.19 | マグネシウム合金用ワイヤおよび溶加棒 |
A5.20 | 炭素鋼用フラックス入りワイヤ |
A5.21 | 肉盛用ワイヤおよび溶加棒 |
A5.22 | ステンレス鋼フラックス入りワイヤ及び溶加棒 |
A5.23 | 低合金鋼用サブマージアーク溶接用ワイヤ及びフラックス |
A5.25 | 炭素鋼及び低合金鋼用エレクトロスラグ溶接用ワイヤおよびフラックス |
A5.26 | 炭素鋼及び低合金鋼用エレクトロガス溶接用ワイヤ |
A5.28 | 低合金鋼用ガスシールドアーク溶接用ワイヤ及び溶加棒 |
A5.29 | 低合金鋼用フラックス入りワイヤ |
A5.30 | インサート材 |
A5.34 | ニッケル合金用フラックス入りワイヤ |
(更新日:2012/03/01)